7㎝ほどの実に酸味の強いダイダイ!
ビタミンやクエン酸に加え
柑橘特有の豊富なフラボノイドが
ダイエット&アンチエイジングに効果的です!
この記事で分かることはこちら!
・ダイダイのダイエット効果
・ダイダイの美容健康効果
・ダイダイを摂るときのポイントと注意点
ずんぐりむっくり体型改善にダイダイの旬や特徴は?
ダイダイ(橙)は
ミカン科ミカン属の植物で
酸味がとても強く、
レモンやかぼすのように
そのまま食べるのには向かない
香酸柑橘類です。
果汁が料理や飲み物に
使われたり、ポン酢や
ジャムなどに加工して食べられます。
皮は漢方にも使用されるほど
健康効果も高いです。
インドやヒマラヤ地方原産で
ビターオレンジやサワーオレンジ
とも呼ばれます。
皮がごわごわとかたいので、
ナイフを使ってむきましょう。
ほんのりとした甘味に
強い酸味と苦味が特徴です。
10~12月に市場に出回り
12月に最盛期となり旬を迎えます。
ずんぐりむっくり体型改善にダイダイはダイエットに効果的!
ダイエット中に不足しがちな
ビタミン類やミネラルが豊富で
クエン酸や柑橘類特有のフラボノイドが
ダイエットやアンチエイジングに効果的です。
ジャムやジュースにする場合、
使われている砂糖の量に注意が必要です。
栄養が豊富なので
適量であれば、糖質・脂質制限にも
取り入れたい食材です。
緩い糖質制限である「ロカボ」は
1日の糖質摂取量を70~130gを目標とします。
ロカボダイエットの詳細はこちら↓
1日の糖質摂取量を60g以下に抑える
ケトジェニックダイエットの詳細はこちら↓
脂質制限ダイエットの詳細はこちら↓
しかし、そんなダイダイもポイントを抑えなければ
ダイエットに悪影響が出たり、
健康を害する恐れがあります。
上手にダイダイを食事に取り込んでいきましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にダイダイのダイエット効果
ネオヘスペリジン(ヘスペリジン)のはたらき
ダイダイに含まれる
ネオヘスペリジンは柑橘類に多く含まれる
フラボノイドです。
ネオヘスペリジンは
柑橘類のフラボノイドで知られる
ヘスペリジンと似た構造を持ちます。
糖部分が異なりますが、
ヘスペリジンとネオヘスペリジンは
似たはたらきをもちます。
ネオヘスペリジンは
末梢血管を強くする
はたらきを持ちます。
血流が改善し、
コレステロールの排出能力が高まるため、
中性脂肪を下げる効果が期待できます。
ナリンギンのはたらき
ダイダイに含まれる
ナリンギンは柑橘類によく含まれる
フラボノイドの一種で、
グレープフルーツに多く
含まれることで知られています。
ナリンギンには苦みがあり、
舌や唇を刺激して
ヒリヒリさせることもあるといわれています。
コレステロールの吸収抑制効果で
脂肪を減らすはたらきがあります。
ルチンのはたらき
ダイダイに含まれる
ルチンは膵臓に作用し、
糖耐能を改善してくれるので
血中インスリン量が減って
脂肪がつきにくくなる効果があります。
クエン酸のはたらき
人の体には「クエン酸回路」と呼ばれる
エネルギーを産生するための
代謝回路を持っています。
ダイダイに豊富に含まれるクエン酸は
このクエン酸回路を活性化させてくれます。
クエン酸回路では脂肪酸を酸化させて
エネルギーとして取り出す役目があります。
クエン酸を摂ると、
脂肪がエネルギーとして燃焼されます。
また、代謝回路が活性化するので、
カロリー代謝も上がって痩せやすい体になります。
基礎代謝量の上げ方の詳細はこちら↓
シネフィリンのはたらき
ダイダイに含まれる
シネフィリンはミカン科に含まれることの多い
アルカロイドの一種です。
シネフィリンは研究段階の成分ですが
脂肪燃焼させる酵素である
リパーゼを活性化させて
脂肪を燃焼させるといわれています。
カリウムのはたらき
むくみは血行不良や老廃物が原因で
余分な水分が溜まることで発生します。
ダイダイにはカリウムが含まれており、
余分な水分を排出する効果が
むくみの解消効果を発揮します。
むくみの原因や解消方法の詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にダイダイの美容健康効果
クエン酸の効果
ダイダイに豊富に含まれるクエン酸は
クエン酸回路を活性化させてくれます。
エネルギーが産生されやすくなるので、
疲れにくい体になります。
ネオヘスペリジン(ヘスペリジン)の効果
ダイダイに含まれる
ネオヘスペリジンの
末梢血管強化効果により、
血流が良くなることで
・冷えの解消
・高血圧予防
・動脈硬化予防
・花粉症予防
・骨粗しょう症予防
という効果が得られます。
また、本来末梢血管から白血球が透過して
移動しますが、
その際、水分やたんぱく質過剰に移動してしまい
アレルギー反応が起こります。
血管の透過性をコントロールすることで
花粉症を和らげてくれます。
ネオヘスペリジンには
骨代謝を改善して骨密度の低下を
防ぐ効果も確認されています。
ナリンギンの効果
ダイダイに含まれる
ナリンギンには血圧を下げて
血管を整える作用があるため、
動脈硬化を防止してくれる効果があります。
ナリルチンの効果
ダイダイに含まれる
ナリルチンは柑橘類の皮に多く含まれる
フラボノイドの一種です。
ナリルチンは花粉症をはじめとした
アレルギー症状を抑制する効果を持っています。
外部からの刺激により
体内でヒスタミンなどの伝達物質が
放出されることで
アレルギー症状が起こりますが、
ナリルチンはヒスタミンなどの
伝達物質の発生を抑制する効果を持ちます。
ルチンの効果
ダイダイに含まれる
ルチンの抗酸化作用は
毛細血管を強化するはたらきがあります。
血管に弾力を持たせて強くし、
・出血性の疾患を防ぐ
・動脈硬化を防いで生活習慣病予防
などの効果を持っています。
その抗酸化作用は
脳細胞の酸化を防いで認知症を予防したり
関節の変形を防ぐ効果もあるといわれています。
オーラプテンの効果
ダイダイに含まれる
オーラプテンには抗炎症作用があり、
脳を保護するはたらきがあるとされています。
熱中症に対しての予防効果もあるとされており、
発がん抑制効果についても研究が進められています。
シネフィリンの効果
ダイダイに含まれる
シネフィリンには
気管支を拡げる作用があるため、
風邪症状に良いとされています。
抗酸化作用の効果(フラボノイド・ビタミン)
ダイダイに含まれる
ネオヘスペリジン、
ナリルチン、ナリンギン
などのフラボノイド、
ビタミンA、C、Eなどのビタミン類には
強い抗酸化作用があります。
体内では活性酸素がウイルスや
細菌から身を守る働きをしていますが、
ストレスや生活習慣がもとで
活性酸素が増えすぎると、
自分の体さえも酸化させてしまい、
老化の原因や
免疫力の低下に繋がります。
抗酸化作用は過剰になった
活性酸素を低減し、
動脈硬化の改善や美肌などの
アンチエイジング効果もあります。
悪玉コレステロール値を下げる
効果も期待できます
ダイダイに豊富に含まれるビタミン類
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど
抗酸化作用の強いビタミンが豊富です。
ダイエットに重要なビタミンB群を
豊富に含んでいます。
他にもミネラルを豊富に含み、
その中でもカリウム、鉄
を豊富に含んでいます。
ずんぐりむっくり体型改善にダイダイを食べるときの注意点・ポイント
薬と一緒にダイダイを食べない
グレープフルーツにも多く含まれる
ナリンギンは薬の副作用を引き起こす恐れがあります。
高血圧の薬と一緒に摂ると
血圧が下がりすぎて、心拍数が上がってしまう
副作用が起こることが確認されています。
ダイダイを食べるときは
医師と相談の上、
他の薬にも気を付けるようにしましょう。
ベジタブルファーストをしてからダイダイを摂る
ダイエット効果のある
ダイダイではありますが
ダイダイを摂る前に
葉物野菜など
血糖値の上がりにくい野菜を
食前または一口目に
食べる「ベジタブルファースト」
をするのがおすすめです。
空腹時にいきなり
吸収されやすい高糖質品を摂ると、
血糖値の急上昇を招きます。
太りやすくなるだけでなく、
糖尿病などの生活習慣病の原因にもなります。
最初に食物繊維を入れてあげると、
糖質の吸収を緩やかに
してくれる効果があります。
また、咀嚼回数や膨満感で
食べすぎを防ぐ効果があるのです。
砂糖の含まれた
飲み物やジャムなど
空腹状態に高GI値食品を
いきなり食べてしまうと、
血糖値の急上昇を招きます。
サラダ→汁物→肉・魚→ご飯・パン
の順番で食物繊維の多いものから
食べ始めてあげると、
糖質の吸収スピードを
緩やかにしてくれます。
ダイダイの皮にフラボノイドや食物繊維が豊富
ダイダイは果汁を使うことが多いですが、
ダイエットに有効なフラボノイドは
皮に多く含まれます。
皮には食物繊維も豊富に含まれ、
食物繊維の効果で腸内環境が整えば
不要物の排出機能が上がるので
体の不調の改善や美肌効果にも繋がります。
血糖値の上昇が緩やかになれば
脂肪をつきにくくすることができます。
薄く切ってジャムにすると
皮の栄養まで摂ることができます。
腸内環境とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
血糖値とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
朝か昼にたべるのがおすすめ
ダイダイは果物に多く含まれる
果糖を多く含んでいます。
果糖は血糖値の上昇を緩やかに
抑えることができます。
血糖値の面から言えば
太りにくい性質を持っています。
しかし、
「肝グリコーゲンや中性脂肪に変わりやすい」
という性質も
あわせもっています。
つまり、必要以上に摂った
果糖が脂肪に変わりやすい
ということです。
エネルギー消費の多くなる朝か昼であれば、
脂肪に変換されるリスクを
抑えることができるので、
朝食、昼食、おやつで
食べるのがおすすめです。
果糖とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
消費カロリー>摂取カロリーにする
どんなダイエット法でも
摂取カロリーが多いと成功することはありません。
ダイダイを食べるだけで
痩せるわけではありません。
現在の食生活にプラスするだけで
メリットを受けられますが
ダイエット効果を出すには
消費カロリー>摂取カロリー
にする必要があります。
暴飲暴食をすることなく、
カロリーコントロールをした上で、
ダイダイを食べれば
ダイエット効果を促進してくれるのです。
PFCバランスをしっかり守る
健康的に減量し、
それを維持するのには
PFCバランスの取れた食事が必要です。
栄養不足やカロリー不足となると、
筋肉の分解や代謝機能の低下などを招き、
ダイエットは成功しないどころか、
太りやすい体に変わってしまいます。
ダイダイのみでは栄養が偏ります。
厚生労働省では生活習慣病の予防、
改善を目的とした摂取比率を定めています。
痩せやすい健康的な体作りが
できる基準となっています。
PFCバランスについての詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にダイダイのダイエット効果は?美容健康効果やポイント・注意点まとめ
ダイダイのダイエット効果
・基礎代謝量UP効果
・脂肪の吸収を抑える効果
・脂肪燃焼効果
・むくみ解消効果
ダイダイの美容健康効果
・アンチエイジング効果
・免疫力向上効果
・生活習慣病予防
・疲労防止効果
・アレルギー症状抑制効果
・発がん抑制効果
・骨粗しょう症予防効果
・認知症予防効果
・熱中症予防効果
・気管支を拡げる効果
ダイダイを食べるときの注意点・ポイント
・ダイダイを薬と食べない!
・皮にはフラボノイドた食物繊維がたくさん!
・ベジタブルファーストしてからはっさくを食べる!
・果糖が多いので、朝か昼に食べると脂肪になりにくい!
ダイダイについての参考資料
カンキツ果実の機能性成分の検索と その有効利用に関する研究kinki_05_2.pdf (naro.go.jp)
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
血糖値 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書エネルギー産生栄養素バランス.pdf (mhlw.go.jp)
ヘスペリジン | 成分情報 | わかさの秘密 (wakasa.jp)
ナリンギン | 成分情報 | わかさの秘密 (wakasa.jp)
ルチン | 成分情報 | わかさの秘密 (wakasa.jp)
ビタミンAの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンCの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンEの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」02_各論_1-7_ミネラル_2_cs6_0114.indd (mhlw.go.jp)
ずんぐりむっくりでお悩みの方に!
誰でも簡単に取り入れられる痩せ習慣を紹介します!↓
コメント