ずんぐりむっくりなコーギーのもふもふの魅力！3種類目がいるって知ってた？

気になるところに目次から飛んでください！↓

ずんぐりむっくりしたコーギーの魅力

人は赤ちゃんのことをずんぐりむっくりしてかわいいと感じるように、丸いものに惹かれる性質を持っています。
丸みを帯びている方が優しさや癒しを感じる心理が働きます。

・胴長短足で丸みを帯びたシルエット
・プリプリとしたお尻
・クリクリおめめのピンと立った耳
どこをとってもずんぐりむっくりしていて愛くるしいですよね。

コーギーは種類によって微妙に体格が違うんです。
一般的にコーギー内で大きく2種類に分けられますが、3種類目(非公式)がいるのををご存じですか？

今回は2種類の特徴＋3種類目についてご紹介します。

ずんぐりむっくりコーギーの起源や歴史

正式には、コーギーは「ウェルシュ・コーギー」と呼ばれます。
コーギーといえば、イギリス王室に愛される「ロイヤルドッグ」としても有名です。
コーギー内でも「ペンブローク」と「カーディガン」の2種に分けられます。
どちらの種類もイギリスのウェールズ州で牧畜犬として活躍した歴史があります。

ペンブロークは12世紀ごろに西欧からイギリスに渡ってきて、
ウェールズ地方で牧畜犬として活躍してきました。

カーディガンは紀元前1200年頃、ヨーロッパ大陸からイギリスに持ち込まれた犬が祖先と言われています。

元々は全く別の犬種なのですが、非常のよく似た外見から1900年代に別犬種として登録されるまで、同一犬種とされていました。
その間「ペンブローク」と「カーディガン」間で交配が進んで、更に似たと言われています。

現在では、大きさ、体格、耳の形などで分けられています。

ずんぐりむっくりしたコーギーの特徴は？

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの特徴

ペンブロークの外見は、
胴長短足で肉付きがよく、ずんぐりむっくりしています。
ペンブロークの方が胸部が広いのが特徴です。
耳はピンと立っています。
毛色は「レッド」「セーブル」「フォーン」「ブラック＆タン」
被毛はダブルコート(固めの毛でできたオーバーコートと柔らかめの毛でできたアンダーコートの二重構造)です。

※ダブルコート：固めの毛でできたオーバーコートと柔らかめの毛でできたアンダーコートの二重構造

現在見かけるコーギーの大部分はこのペンブロークで、カーディガンは少数です。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの特徴

体格がペンブロークより一回り大きいです。
また、ペンブロークより更に耳が大きく胴長で骨太でがっちりしています。
ペンブロークよりも短足でずんぐりむっくりに見えます。
被毛はペンブロークと同様にダブルコートです。
毛色は「レッド」「セーブル」「ブルー・マール」「ブリンドル」などがあります。

フラッフィーの特徴

3種類目の「フラッフィー」は公式に登録されている犬種ではありません。
稀に生まれてくる長毛のコーギーの愛称です。

通常、優性遺伝で短毛として生まれてきます。
ですが、劣性遺伝により生まれてくると長毛になります。
ここで注意なのが、毛に優性、劣性とつけているだけで、フラッフィー自体が病気でも、劣っている訳でもありません。

毛は柔らかく、ふわふわしていますので、ブラッシングがとても重要です。
暑さや濡れた時の体温調整に気をつけてあげる必要があります。

ずんぐりむっくりコーギーの断尾の歴史

コーギーといえば、短いしっぽにぷりぷりのお尻を想像する方も多いかもしれません。
しかし、実はコーギーは生まれてくるときは長いしっぽがあるのです。
なぜしっぽが短いのか？
それは人の手で断尾しているからです。
見かけるコーギーの多くは
ペンブロークは断尾されていて、カーディガンには長いしっぽがあります。

断尾が慣行されてきた歴史としては諸説あります。

現在では倫理的観念から、
断尾を禁止する国や断尾を断る獣医師も増えてきています。

長いしっぽがあるコーギーもかわいいですよね！

ずんぐりむっくりコーギーの魅力と特徴まとめ