香りがよく柔らかい食感の湯葉!
大豆由来のダイエット&美容効果詰まっています!
アンチエイジングや生活習慣病予防にもなる成分も含まれています!
この記事で分かることはこちら!
・湯葉のダイエット効果
・湯葉の美容健康効果
・湯葉を摂るときのポイントと注意点
ずんぐりむっくり体型改善に湯葉はダイエットに効果的!
湯葉は豆乳を弱火で
加熱して煮詰めた時にできる
薄い膜を串や箸で引き上げて作られます。
豆乳が濃縮されているため、
濃厚な豆乳の風味があります。
そのままお刺身として食べられたり、
淡泊な味わいで
匂いや味のクセがないことから、
様々な料理に使われます。
濃縮されて作られることから、
他の大豆製品である
おから、豆腐、豆乳などよりも
大豆たんぱく量、
ビタミン、ミネラルが豊富で
ダイエットに有効な
成分も多いのが特徴です。
ただし、脂質やカロリーが
高くなっている点には注意です。
食品(100gあたり) | 熱量(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 糖質(g) |
湯葉(生) | 218 | 21.8 | 13.7 | 3.3 |
豆乳 | 43 | 3.6 | 2.8 | 1.4 |
木綿豆腐 | 73 | 7.0 | 4.9 | 0.4 |
おから(生) | 88 | 6.1 | 3.6 | 2.3 |
湯葉はダイエットに有効な食材です。
ダイエットに欠かせない
低糖質+高たんぱくという条件を満たしています。
更に大豆由来のダイエット効果、
健康効果のある成分を多く含んでいます。
カロリー、脂質だけで見ると高いので、
他の食品と組み合わせて
取り入れるのがポイントです。
更に食べ過ぎには
健康を損ねる恐れのあるデメリットも存在します。
適切な量を適切な方法で
上手に食生活に取り入れていきましょう。
糖質制限中の不足しがちな栄養素を摂取するのに
積極的に取り入れたい食材です。
脂質制限中には避けるようにしましょう。
ロカボダイエットの詳細はこちら↓
ケトジェニックダイエットの詳細はこちら↓
脂質制限ダイエットの詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善に湯葉のダイエット効果
オリゴ糖のはたらき
湯葉にはオリゴ糖という
砂糖に果糖が重合した糖が
含まれています。
「糖」なので太るイメージを
持たれやすいですが、
胃で消化されず、
体に吸収されにくいため、
血糖値が上がりにくく
太りにくい性質を持っています。
血糖値が上昇すると膵臓から
「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンが血中から
筋肉や臓器などに
ブドウ糖を送り届けているのです。
インスリンの働きには
・血糖値を下げる
・脂肪を溜めこむ
・脂肪の分解を抑制する
などがあります。
血糖値を急激に上げると、
インスリンが過剰に分泌されてしまいます。
すると、血糖値が急下降するので、
空腹を感じやすくなります。
また、インスリンの働きにより
脂肪も溜め込みやすい状態になるので、
肥満の原因となります。
血糖値とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
また、オリゴ糖は
腸内の善玉菌のエサとなり、
活性化させる効果があります。
善玉菌が増えて
腸内環境を整えてくれます。
善玉菌の活性化効果で
短鎖脂肪酸が生成され、
脂肪を吸収しにくくしてくれます。
腸内環境が整えば、
必要な栄養素を効率よく吸収し、
不要なものは速やかに排泄する
ことができるので、
太りにくい体になります。
また、腸は他の内臓や脳などの神経とも
深くかかわりがありますので、
腸内環境が整うと、
全身の基礎代謝が向上することも分かっています。
腸内環境とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
オリゴ糖はFODMAPという
発酵性の消化されにくい糖に
分類されています。
FODMAPは善玉菌のエサとなって
整腸作用があるため、
体に良いはたらきがあるとされる一方、
摂り過ぎるとお腹の違和感や
腹痛、下痢なども起こすと
言われていることも覚えておきましょう。
大豆レシチンのはたらき
湯葉に含まれる大豆レシチンは
肝機能を高めるはたらきを持っています。
肝臓での脂質や糖質の
代謝効率を上げることで、
脂肪燃焼効果や
血糖値の上昇を防ぐはたらきがあるため
脂肪がつきにくくなる効果と
燃焼させる効果を持っています。
大豆サポニンのはたらき
湯葉には「サポニン」という
植物のえぐみや苦みの
もととなる成分が含まれています。
サポニンは含まれている植物によって
効能が異なります。
湯葉に含まれる大豆サポニンは
ダイエット効果があるとされています。
大豆サポニンは脂肪の吸収を抑える効果と
蓄積させない効果が期待できます。
βコングリシニンのはたらき
湯葉に含まれる
大豆たんぱく質の一種である
βコングリシニンに
脂肪燃焼効果があります。
アディポネクチンを高めるはたらき
アディポネクチンとは
脂肪細胞から分泌される
ホルモンの1つです。
アディポネクチンの機能の一つに
糖質の代謝を助けるはたらきがあります。
血糖値を下げるはたらきがあるので、
インスリンの過剰分泌を防いで、
脂肪の蓄積を防ぎます。
アディポネクチンの
メカニズムについては
研究中なことも多いですが、
湯葉のような大豆製品を食べると
アディポネクチンレベルが
上がることが確認されています。
また、内臓脂肪が増えると
アディポネクチンレベルが下がるとされています。
カリウムのはたらき
むくみは血行不良や老廃物が原因で
余分な水分が溜まることで発生します。
湯葉にはカリウムが含まれており、
余分な水分を排出する効果が
むくみの解消効果を発揮します。
むくみの原因や解消方法の詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善に湯葉の美容健康効果
オリゴ糖の効果
湯葉のオリゴ糖の効果で
腸内環境が整えば
不要物の排出機能が上がるので
体の不調の改善や
美肌効果にも繋がります。
血糖値の上昇が緩やかになれば
糖尿病の予防にも繋がります。
大豆サポニンの効果
湯葉に含まれる大豆サポニンには
強い抗酸化作用があります。
体内では活性酸素がウイルスや
細菌から身を守る働きをしていますが、
ストレスや生活習慣がもとで
活性酸素が増えすぎると、
自分の体さえも酸化させてしまい、
老化の原因や免疫力の低下に繋がります。
抗酸化作用は過剰になった
活性酸素を低減し、
動脈硬化の改善や美肌などの
アンチエイジング効果もあります。
大豆サポニンには
悪玉コレステロール値を下げる効果もあります。
アディポネクチンの効果
湯葉のような大豆製品には
アディポネクチンを高めるはたらきがあります。
アディポネクチンには
血管を拡張したり、
傷ついた血管を修復する
効果があるとされているため、
動脈硬化改善の効果があるとされています。
大豆イソフラボンの効果
湯葉に含まれる大豆イソフラボンは
女性に嬉しい効果がたくさん含まれています。
大豆イソフラボンは
女性ホルモン「エストロゲン」と
似たはたらきをするため、
女性ホルモンが減少して起こる
更年期障害の改善にとても重要です。
発汗、めまい、イライラ、
骨がもろくなるなど
エストロゲンの減少で
引き起こされる症状を
緩和してくれます。
抗酸化作用もあり
女性ホルモンに似たはたらきをしてくれるので、
美肌やアンチエイジング効果も期待できます。
男性に多い前立腺がんは
男性ホルモン多量分泌が
原因の一つとされているので、
大豆イソフラボンには
前立腺がんの防止効果があります。
大豆レシチンの効果
湯葉に含まれる大豆レシチンには
血中のコレステロールを乳化させて
血液に溶かしこみ、
体外に排出する作用があります。
そのため、コレステロール値が低下し、
動脈硬化などの生活習慣病を防ぎます。
またコレステロールが低下し
血液がサラサラになることで
栄養が行きわたり
体調の改善や美肌効果も期待できます。
湯葉に豊富に含まれるビタミン類
カルシウムやマグネシウム、
亜鉛、鉄などのミネラルも豊富に含んでいます。
ずんぐりむっくり体型改善に湯葉を食べるときの注意点・ポイント
食べ過ぎのデメリット
厚生労働省が推進する
「21世紀における国民健康づくり運動
(健康日本21)」によると
大豆を含む豆類の
1日の摂取量は100gと設定されています。
特に大豆イソフラボンの摂取量には
注意が必要です。
大豆イソフラボンは
男女共に体に健康に良い効果をもたらしますが、
摂り過ぎは肌荒れや
体の不調の原因となります。
大豆イソフラボンの
1日の摂取量は上限75㎎
目安量は40~50㎎が良いとされています。
他の大豆製品にも注意して
摂り過ぎにならないようにしましょう。
湯葉は100gあたり218kcalあり、
脂質も高いので、
食べ過ぎは太る原因となります。
湯葉はお腹も膨れにくいので、
他の食品と組み合わせて
食べ過ぎないようにしましょう。
干し湯葉もおすすめ
生湯葉は冷蔵庫で3日ほど
しか保存できません。
冷凍保存すると
食感も変わってしまいます。
湯葉には乾燥させた
干し湯葉があり、
保存がきいて色々な料理にも
使えるのでおすすめです。
消費カロリー>摂取カロリーにする
どんなダイエット法でも
摂取カロリーが多いと成功することはありません。
湯葉を食べるだけで
痩せるわけではありません。
現在の食生活にプラスするだけで
メリットを受けられますが
ダイエット効果を出すには
消費カロリー>摂取カロリー
にする必要があります。
暴飲暴食をすることなく、
カロリーコントロールをした上で、
湯葉を食べれば
ダイエット効果を促進してくれるのです。
PFCバランスをしっかり守る
健康的に減量し、
それを維持するのには
PFCバランスの取れた食事が必要です。
栄養不足やカロリー不足となると、
筋肉の分解や代謝機能の低下などを招き、
ダイエットは成功しないどころか、
太りやすい体に変わってしまいます。
湯葉のみでは糖質、脂質、
その他栄養素も偏ります。
厚生労働省では生活習慣病の予防、
改善を目的とした摂取比率を定めています。
痩せやすい健康的な
体作りができる基準となっています。
PFCバランスについての詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善に湯葉のダイエット効果効能は?美容健康効果やポイント・注意点まとめ
湯葉のダイエット効果
・脂肪燃焼効果
・血糖値の上昇を緩やかにする効果
・腸内環境が整って痩せやすくなる効果
・むくみ解消効果
湯葉の美容健康効果
・デトックス効果
・アンチエイジング効果
・免疫力向上効果
・生活習慣病予防
湯葉を食べるときの注意点・ポイント
・食べ過ぎは不調の原因&太る原因となる
・干し湯葉が保存期間が長いので便利
湯葉についての参考資料
P-41 マウス肝及び脳ホモジェネートの脂質過酸化反応に対するベトナム人参サポニン画分及びその成分の影響 | CiNii Research
大豆イソフラボンアグリコンの肥満,血中脂質に及ぼす効果に関する研究 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター (jst.go.jp)
Oral intake of soy isoflavone aglycone improves the aged skin of adult women – PubMed (nih.gov)
活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
なぜFODMAPは、腸の健康を左右するのか?知っておくべき重要なこと (senju-ge.jp)
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
ビタミンEの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
厚生労働省:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A (mhlw.go.jp)
ずんぐりむっくりでお悩みの方に!
誰でも簡単に取り入れられる痩せ習慣を紹介します!↓
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