カレーのお供なのでよく食べられるらっきょう!
らっきょうにはダイエット効果・美容健康効果が詰まっています!
殺菌作用もあって免疫力も高めてくれますよ!
この記事で分かることはこちら!
・らっきょうのダイエット効果
・らっきょうの美容健康効果
・らっきょうを摂るときのポイントと注意点
ずんぐりむっくり体型改善にらっきょうはダイエットに効果的なのか?
らっきょうはダイエットに効果的な食材です。
一般的には砂糖の入った
甘酢漬けがよく食べられていますが、
酢にもダイエット効果が期待できるため、
食べ過ぎなければ甘酢漬けでもOKです。
他にも、デトックス効果や
生活習慣病予防に繋がる効果もありますので、
健康に美しく痩せるのに
らっきょうはおすすめです。
しかし、そんならっきょうも食べ過ぎると
ダイエットに悪影響が出たり、
健康を害する恐れがあります。
上手にらっきょうを
食事に取り込んでいきましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にらっきょうのダイエット効果
アリシンのはたらき
らっきょう特有の香りのもととなる
「アリシン」がダイエットに
有効にはたらきます。
また、アリシンには
ビタミンB1の吸収を促進する
はたらきがあります。
ビタミンB1と結びついて
ビタミンB1が長く体に
とどまることができるようにしてくれます。
ビタミンB1は
糖質を代謝するのに必要なビタミンです。
糖質を代謝する能力を
上げてくれることで、
血糖値の上昇を抑えて
痩せやすくしてくれる効果があります。
血糖値が上昇すると膵臓から
「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンが血中から
筋肉や臓器などに
ブドウ糖を送り届けているのです。
インスリンの働きには
・血糖値を下げる
・脂肪を溜めこむ
・脂肪の分解を抑制する
などがあります。
血糖値を急激に上げると、
インスリンが過剰に分泌されてしまいます。
すると、血糖値が急下降するので、
空腹を感じやすくなります。
また、インスリンの働きにより
脂肪も溜め込みやすい状態になるので、
肥満の原因となります。
血糖値とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
硫化アリルのはたらき
らっきょうにふくまれる
硫化アリルには末梢血管を拡張させて
血液をサラサラにする
はたらきがあります。
血行が促進されると
基礎代謝量がUPして、
瘦せやすい体になります。
基礎代謝量は1日のエネルギー消費のうち
6割を占めていますので、
何もしなくても消費される
基礎代謝量を上げられるかが
ダイエットには重要です。
基礎代謝量の上げ方の詳細はこちら↓
血行が良くなると、
体の老廃物の排出がしやすくなります。
デトックス効果も期待できます。
フルクタンのはたらき
フルクタンとは砂糖に
の総称です。
「糖」なので太るイメージを
持たれやすいですが、
胃で消化されにくく、
体に吸収されにくいため、
血糖値が上がりにくく
太りにくい性質を持っています。
フルクタンは腸内の善玉菌のエサとなり、
活性化させてくれることで
腸内環境を整えます。
また善玉菌の活性化効果で
短鎖脂肪酸が生成され、
脂肪を吸収しにくくしてくれます。
フルクタンはFODMAPという
発酵性の消化されにくい糖に分類されています。
FODMAPは善玉菌のエサとなって
整腸作用があるため、
体に良いはたらきがあるとされる一方、
摂り過ぎるとお腹の違和感や腹痛、
下痢なども起こすと
言われていることも覚えておきましょう。
食物繊維の整腸作用
らっきょうには
食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は糖の吸収を緩やかにする
はたらきがあるので、
血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
らっきょうの水溶性食物繊維は
腸内の善玉菌のエサとなって
腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整っていれば、
必要な栄養素を効率よく吸収し、
不要なものは速やかに排泄する
ことができるので、
太りにくい体になります。
また、腸は他の内臓や脳などの神経とも
深くかかわりがありますので、
腸内環境が整うと、
全身の基礎代謝が向上することも分かっています。
腸内環境とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
カリウムのはたらき
むくみは血行不良や老廃物が原因で
余分な水分が溜まることで発生します。
らっきょうにはカリウムも豊富なため、
余分な水分を排出する効果があります。
らっきょうの血行促進効果+カリウムで
むくみの解消効果を発揮します。
むくみの原因や解消方法の詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にらっきょうの美容健康効果
糖質を代謝する能力が落ちると、
疲労物質の元である、
乳酸がたまりやすくなります。
アリシンはビタミンB1の
吸収を促進して、
糖質の代謝能力を上げてくれるので、
疲労物質が溜まりにくくなります。
また、硫化アリルの
血行が良くなる効果
は冷え性にも効果的です。
アリシンには悪玉コレステロールを減らし、
善玉コレステロールを増やすはたらきがあり、
硫化アリルの血管拡張効果で
余分なコレステロールを
流してくれる効果があるため、
動脈硬化を防ぐことができます。
らっきょうには抗酸化作用があります。
体内では活性酸素が
ウイルスや細菌から
身を守る働きをしていますが、
ストレスや生活習慣がもとで
活性酸素が増えすぎると、
自分の体さえも酸化させてしまい、
老化の原因や免疫力の低下に繋がります。
抗酸化作用は過剰になった活性酸素を低減し、
アンチエイジング効果があります。
また、アリシンや硫化アリル類の
作用は強い殺菌作用があります。
抗酸化作用と殺菌作用で
免疫力も向上させてくれます。
整腸作用で腸内環境が整えば、
不要物の排出機能が上がります。
他にもビタミンC、ナイアシン、
鉄、カルシウムなども
豊富に含まれていますので、
体の不調の改善や
美肌効果にも繋がります。
らっきょうに豊富に含まれるビタミン類
カリウム、カルシウム、
マグネシウムなどの
ミネラルも豊富に含んでいます。
ずんぐりむっくり体型改善にらっきょうを食べるときの注意点・ポイント
ベジタブルファーストでらっきょうを食べるのがおすすめ
食前または一口目には
らっきょうを食べるのがおすすめです。
食物繊維が豊富で
低糖質な野菜を一口目に食べることを
「ベジタブルファースト」といいます。
空腹時にいきなり
吸収されやすい高糖質品を摂ると、
血糖値の急上昇を招きます。
太りやすくなるだけでなく、
糖尿病などの生活習慣病の原因にもなります。
最初に食物繊維を入れてあげると、
糖質の吸収を緩やかにしてくれる効果があります。
また、咀嚼回数や膨満感で
食べすぎを防ぐ効果があるのです。
サラダ→汁物→肉・魚→ご飯・パン
の順番で食物繊維の多いものから
食べ始めてあげると、
糖質の吸収スピードを
緩やかにしてくれます。
食べ過ぎに気を付ける
アリシンの大量摂取は
腸内環境の善玉菌の数を減らしてしまいます。
腹痛や下痢なども起こします。
特にらっきょうは
アリシンを多く含むため、
食べ過ぎには気を付けましょう。
許容分量は人によって大きく変わります。
大きな物で3粒、
小さな物で5粒を目安に
食べましょう。
ビタミンB1を多く含む食品と一緒にらっきょうを食べよう
ビタミンB1の吸収を
促進させるのがダイエット効果を
引き出す大きなポイントです。
ビタミンB1を含む食品と
らっきょうを一緒に摂ると
より効果を上げることができます。
ビタミンB1は
大豆や豚肉や
まいたけなどに多く含まれます。
生らっきょうと甘酢漬けのメリット・デメリット
らっきょうというと
甘酢漬けを思い浮かべる人が多いかと思います。
甘酢漬けは砂糖が入っていますが、
大量に食べるわけでなはいので、
甘酢漬けのらっきょうでもOKです。
しかし、甘酢漬けの場合、
ポイントが一つあります。
らっきょうに含まれる、
アリシンや硫化アリルは
水に溶け出しやすい性質を持っています。
アリシンや硫化アリルが
汁に溶けだしているので
らっきょうと一緒に
汁を小さじ1杯程度一緒に
とるのがおすすめです。
甘酢漬けであればダイエット効果のある酢も一緒に摂取できます。
お酢のダイエット効果の詳細はこちら↓
栄養を逃さずに取るのであれば、
生のらっきょうを食べるのがおすすめです。
消費カロリー>摂取カロリーにする
どんなダイエット法でも
摂取カロリーが多いと
成功することはありません。
らっきょうを食べるだけで
痩せるわけではありません。
現在の食生活にプラスするだけで
メリットを受けられますが
ダイエット効果を出すには
消費カロリー>摂取カロリーに
する必要があります。
暴飲暴食をすることなく、
しっかりとカロリーコントロールをしましょう。
カロリーコントロールをした上で、
らっきょうを食べれば
ダイエット効果を促進してくれるのです。
PFCバランスをしっかり守る
健康的に減量し、
それを維持するのには
PFCバランスの取れた食事が必要です。
栄養不足やカロリー不足となると、
筋肉の分解や代謝機能の低下などを招き、
ダイエットは成功しないどころか、
太りやすい体に変わってしまいます。
らっきょうのみでは栄養素が偏ります。
厚生労働省では生活習慣病の予防、
改善を目的とした摂取比率を定めています。
痩せやすい健康的な
体作りができる基準となっています。
PFCバランスについての詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にらっきょうのダイエット効果は?美容健康効果やポイント・注意点まとめ
らっきょうのダイエット効果
・基礎代謝UP効果
・血糖値の上昇を抑える効果
・整腸作用
・むくみの解消効果
らっきょうの美容健康効果
・疲労回復効果
・冷え性改善効果
・生活習慣病予防
・アンチエイジング効果
らっきょうを食べるときの注意点・ポイント
・食べ過ぎに注意(加熱すると刺激が減る)
・食前に食べるのがおすすめ
・甘酢漬けを食べるときは汁も小さじ一杯程度摂取しよう
・ビタミンB1を多く含む食品と摂ると効果的
らっきょうについての参考資料
アリシン(ジアリルジスルフィドオキシド)がアロキサン糖尿病に及ぼす影響に関する研究 – PubMed (nih.gov)
【特集:フルクタン・フルクトオリゴ糖研究の進歩】 イヌリン型フルクタンの免疫応答と大腸生理 (jst.go.jp)
食物摂取後の血糖値上昇に及ぼすラッキョウフルクタンの影響 | CiNii Research
なぜFODMAPは、腸の健康を左右するのか?知っておくべき重要なこと (senju-ge.jp)
ビタミンB1を多く含む食材【食材種類別ランキングTOP10】【栄養士執筆】 (lani.co.jp)
血糖値 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
ビタミンCの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンEの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書エネルギー産生栄養素バランス.pdf (mhlw.go.jp)
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