はちみつにはダイエット効果があることをご存知ですか?
はちみつは糖分を含んでいて、
たくさん食べると太りやすいのも事実……
今回は夜はちみつダイエットの痩せる理由と
正しいやり方を解説していきます!
この記事で分かることはこちら!
・夜はちみつを食べると体に何が起こるのか?
・はちみつに含まれるダイエット効果
・夜はちみつダイエットの正しいやり方とポイント
ずんぐりむっくり体型改善に夜はちみつダイエットとは?
夜はちみつダイエットとは
ダイエット促進効果&美容効果
のあるはちみつを寝る前に摂って、
睡眠時の脂肪燃焼効果を
引き上げるダイエット法です。
とはいえ、ポイントを
抑えなければ甘いはちみつは
太る原因にもなります。
はちみつのダイエット効果と
正しい夜はちみつダイエット
のやり方と一緒に
注意点をあわせて解説します。
はちみつには糖質が
含まれています。
糖尿病の方は医師に必ず相談
して摂取するようにしましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にはちみつのカロリー・糖質量
100gあたり | 熱量(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 糖質(g) |
はちみつ | 329 | 0.3 | Tr | 81.9 |
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
「はちみつ」を参照
100gあたりで見ると
他の食品と比べてもカロリーも糖質も
とても高いです。
摂りすぎは太る原因になります。
1日の摂取目安量は
大さじ1(21g)です。
それでも痩せやすい体づくりや
美容につながる成分が詰まっているので
上手に取り入れていきましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にはちみつのダイエット効果効能
夜はちみつダイエットは睡眠の質を上げて脂肪燃焼させるダイエット法
睡眠時に脂肪燃焼させる成長ホルモンの分泌量が増える
私たちは睡眠時に
成長ホルモンの分泌量を増やすことで、
疲労を回復したり、
傷ついた体を修復しています。
この成長ホルモンの
分泌量が増加している時は
脂肪燃焼が促進される
効果があるのです。
睡眠の質が低下すると成長ホルモンの分泌量が低下する
眠りについてから
深い眠り状態である
ノンレム睡眠時に
成長ホルモンの分泌量は増加します。
眠りが浅く、
睡眠の質が悪いと
成長ホルモンの分泌量が低下し、
脂肪燃焼効果も低下します。
はちみつは睡眠時に必要な糖質補給に最適
睡眠時の成長ホルモンの分泌には
脳への適度な糖質の補給が必要です。
はちみつはブドウ糖と
果糖を多く含んでいます。
ブドウ糖も果糖も
単糖類で分解する必要がないので
効率よく脳へと
エネルギーを供給してくれます。
糖質が不足すると、
自律神経の交感神経が優位となり
睡眠の質が低下してしまうことも、
原因となります。
気を付けたいのが、
過剰な糖質は体脂肪へとかわります。
「適度な」糖質を供給
してあげることがポイントなのです。
整腸作用で痩せやすい体に
太りやすさと腸内環境は
深く関係しています。
腸内環境は「善玉菌」、
「悪玉菌」、「日和見菌」の
3つのバランスから
成り立っています。
「悪玉菌」が増えると、
脂肪を溜めこみやすい体質
になることが分かっています。
腸内環境が整っていれば、
必要な栄養素を効率よく吸収し、
不要なものは速やかに
排泄することができるので、
太りにくい体になります。
また、腸は他の内臓や
脳などの神経とも
深くかかわりがありますので、
腸内環境が整うと、
全身の基礎代謝が向上
することも分かっています。
腸内環境を整える「腸活」についての詳細はこちら↓
はちみつに含まれる「グルコン酸」と
「オリゴ糖」に整腸作用があります。
グルコン酸ははちみつの
ブドウ糖とハチが持つ
グルコースオキシダーゼが
反応してできる有機酸です。
グルコン酸は善玉菌である
ビフィズス菌を活性化
してくれるはたらきがあります。
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり、
活性化させる効果があります。
また善玉菌の活性化効果で
短鎖脂肪酸が生成され、
脂肪を吸収しにくくしてくれます。
オリゴ糖はFODMAPという
発酵性の消化されにくい糖に
分類されています。
FODMAPは善玉菌のエサとなって
整腸作用があるため、
体に良いはたらきが
あるとされる一方、
摂り過ぎるとお腹の違和感や
腹痛、下痢なども起こすと
言われていることも覚えておきましょう。
他の甘味料に比べGL値が低く血糖値を緩やかに上昇させる
はちみつは砂糖などの甘味料に比べ、
血糖値が緩やかに上昇します。
食品ごとに「GL値」という
摂取後の血糖値の上がりやすさ
の目安となる数値が設定されており、
砂糖は100と高GL値です。
種類にもよりますが、
はちみつは50~80程度
と砂糖に比べGL値が低いのが特徴です。
砂糖を入れずに
はちみつで置き換えてあげると
太りにくくできます。
血糖値やGL値についての詳細はこちら↓
とはいえ、血糖値を上昇させやすい甘味料なので
分量をしっかり守りましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にはちみつの健康美容効果効能
はちみつには体に良いといわれる成分が
180種類以上含まれている
といわれています。
はちみつにはバニリン酸や
フェルラ酸などの
ポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには
強い抗酸化作用があり、
美容・健康にとても良い
効果があります。
体内の活性酸素を除去する効果があり、
シミ、シワなどを防ぐ美肌効果や
動脈硬化などの生活習慣病予防になります。
また、肌や髪のもととなるアミノ酸も
美肌・美髪効果を持っています。
ずんぐりむっくり体型改善の夜はちみつダイエットのやり方
①夜寝る前30分前~1時間前にはちみつを大さじ1杯摂る
②間食の砂糖をはちみつに置き換えてもOK
純粋はちみつを選ぶ
はちみつには砂糖や
水あめを加えた加糖はちみつや、
はちみつの独特な癖や香りを除いた
精製はちみつがあります。
ダイエット目的であれば
余分な糖分は避けましょう。
精製はちみつにいたっては
原材料がはちみつでないものもあります。
夜はちみつダイエットには
「純粋はちみつ」を選びましょう。
夕食の糖質量を控えめに
夜はちみつダイエットでは
大さじ1杯のはちみつを摂取します。
はちみつは少量でも
それなりにカロリーや
糖質を含んでいます。
はちみつにどれだけ
ダイエット効果があっても、
カロリー過多になってしまっては痩せません。
夕食の糖質量を控えめにしましょう。
ご飯を1膳を8割ぐらいに
してあげると良いでしょう。
夕食で糖質を摂りすぎてしまった日は、
はちみつの摂取を取りやめてOKです。
睡眠の質が上がる習慣の見直しをしよう
夜はちみつダイエットは
睡眠の質を高めて
脂肪燃焼効果を得る
ダイエット方法です。
せっかくはちみつを摂っても、
睡眠の質が低ければ
ダイエット効果を得られません。
・ぬるめの湯舟につかる
・眠る1時間はテレビ、PC、スマホを避ける
・アルコールを避ける
・部屋を暗くして眠る
より睡眠の質を高められれば、
睡眠中の脂肪燃焼効果だけでなく、
日中の基礎代謝UPも期待できます。
睡眠のダイエット効果や質の良い睡眠をとるポイントはこちらでチェック↓
間食にヨーグルトやお酢と合わせるのもおすすめ
夜はちみつダイエットでは、
はちみつ以外のカロリーや
糖質を摂取することをおすすめしません。
眠るときに過剰になった糖質は
体脂肪へと変換されるためです。
しかし、間食ではちみつを食べるときは
ヨーグルト、お酢、レモンなど
を合わせるのもおすすめです。
ヨーグルトにはビフィズス菌が
含まれていて、はちみつの
善玉菌活性化効果と相性が良いです。
お酢やレモンにはクエン酸
が含まれていて、
脂肪燃焼効果を高めたり、
血糖値の上昇を緩やかに
する効果が得られます。
酢のダイエット効果の詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型の改善に夜はちみつダイエット中の注意点
消費カロリー>摂取カロリーにする
どんなダイエット法でも
摂取カロリーが多いと成功することはありません。
夜はちみつダイエットも
はちみつを食べれば
痩せるわけではありません。
暴飲暴食をすることなく、
カロリーコントロールをした上で、
はちみつを食べれば
ダイエット効果を促進してくれるのです。
PFCバランスをしっかり守る
健康的に減量し、
それを維持するのには
PFCバランスの取れた食事が必要です。
栄養不足やカロリー不足となると、
筋肉の分解や代謝機能の低下などを招き、
ダイエットは成功しないどころか、
太りやすい体に変わってしまいます。
厚生労働省では生活習慣病の予防、
改善を目的とした摂取比率を定めています。
痩せやすい健康的な
体作りができる基準となっています。
しっかりと食事の栄養バランス
をとってあげましょう。
PFCバランスについての詳細はこちら↓
はちみつは糖質制限中でも分量を守って取り入れたい食品
はちみつは甘味料の中では
低糖質とはいっても
それなりに糖質を含んでいます。
1日あたり大さじ1杯が目安ですが、
それだけでも糖質量が17.2gあります。
他の食品を合わせて
摂りすぎないように注意しましょう。
適切な糖質量を目指す「ロカボ」では
1日130g以内の糖質目標としています。
ロカボの詳細はこちら↓
更に厳しい糖質制限
「ケトジェニックダイエット」中だと
糖質量が多いので、
避けるべき食品となります。
ケトジェニックダイエットの詳細はこちら↓
糖質量は含んでいても
メリットも大きいので、
上手に取り入れていきましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にはちみつのダイエット効果効能!夜はちみつダイエットの正しいやり方まとめ
・夜はちみつダイエットは夜寝る30分~1時間前に大さじ1杯のはちみつを食べる!
・睡眠の質を高めて睡眠中の脂肪燃焼効果を引き上げることを目的としている!
・はちみつには整腸作用があってやせやすくなる!
・含まれるポリフェノールの抗酸化作用が健康と美容に良い!
・消費カロリー>摂取カロリーの関係にしよう!
・食事の栄養バランスを大切に!
・はちみつは糖質量が高いので、分量をしっかり守ろう!
はちみつについての参考資料
基礎代謝量 | キーワード | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~ (mhlw.go.jp)
活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
抗酸化物質 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
眠りのメカニズム | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
なぜFODMAPは、腸の健康を左右するのか?知っておくべき重要なこと (senju-ge.jp)
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