重厚な装甲を持ち防御力がある上に強力なしっぽの攻撃力を持つアンキロサウルス!
ゴジラやジュラシックパークなどの作品も出てくるほど人気な恐竜です!
気になるところに目次から飛んでください!↓
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスの体格の特徴
ずんぐりむっくりした骨格の恐竜 アンキロサウルス
体長約5.5~11m、体重は約4.5~7トンほどの大きさで、
アルマジロのような形をした装甲を持つ4足歩行の恐竜です。
装甲はくびから胴、尾の上にかけて、
表面が全部鱗(うろこ)のようなかたい皮膚でできた板の列で覆われています。
更に頭は鼻にかけて重い装甲で守られているので、
肉食恐竜でも傷をつけられないほどの防御力を誇ります。
目の後上方と後下方に突起があることも特徴です。
鈍重なずんぐりむっくり体型なので、
そこまで機敏には動けませんが、かたい装甲で肉食恐竜から身を守っていました。
ヨロイ竜の仲間で防御も攻撃も強力
ずんぐりむっくりとしたヨロイ竜の仲間です。
ヨロイ竜は大きく「アンキロサウルス類」と「ノドサウルス類」に分類されます。
ノドサウルスはアンキロサウルスよりもさらに堅牢な装甲を持ち、
背中のトゲも立派で、防御力だけでいえば、ノドサウルスの方が強力です。
対して、アンキロサウルスはしっぽにハンマー状の骨を持っています。
ノドサウルスの装甲に比べて、
アンキロサウルスの装甲は内側が空洞になっていて、
節があるので、しなやかに動かせて機動力を持ってました。
襲い来る肉食恐竜から装甲で身を守りつつも、しっぽで薙ぎ払って撃退していたとされています。
ユカタンの隕石で恐竜の多くが滅んだとされていますが、
アンキロサウルスも隕石衝突まではしっかりと繁栄していました。
同じヨロイ竜の「ノドサウルス」の詳細はこちら↓
くちばしのように口がとがっている
口がくちばしにように尖っており、
歯が貧弱なのが特徴です。
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスの生態
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスの生息年代
中生代白亜紀後期(約6,800万年前 ~6,600万年前)
同時期に天敵となるティラノサウルスがいます。
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスの生息地域
北アメリカ大陸を中心に生息していました。
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスの食性
草食恐竜です。
くちばしのような口では咀嚼ができなかったため、
草や実をついばんで、丸飲みしていたようです。
草食恐竜中最大級の大きさの体を維持するために、
1日60㎏程度は食べる必要があったと考えられています。
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスの超強力なしっぽの威力!
アンキロサウルスのしっぽの両側には骨の突起があり、
ハンマーのような形状になっています。
水平方向に自由に振り回せるような、
しなやかな構造になっています。
アンキロサウルスが本気を出すと、
高圧洗浄機の水圧の50~100倍の威力が出たようです。
大型の肉食恐竜の骨を砕くには十分な威力だったとか!
背中の装甲+低い重心から繰り出されるしっぽの一撃は
まるで難攻不落の要塞ですね!
映画ゴジラシリーズに登場する「アンギラス」のモデル!
ゴジラのように水爆実験で太古の時代より蘇った怪獣です。
甲羅のような装甲は長く鋭いトゲでびっしりと覆われています。
素早く動くことができ、トゲや爪に毒がある設定です。
体長は45m!
凶暴な肉食恐竜なので、実際のアンキロサウルスとはかなり離れた設定ですね!
ずんぐりむっくりな恐竜 アンキロサウルスまとめ
・アンキロサウルスはずんぐりむっくりとしたヨロイ竜の仲間!
・背中と頭が装甲で覆われていて4本足で歩く!
・歯やあごは発達しておらず、植物を食べる!
・しなやかに動くしっぽのハンマーで肉食恐竜の骨をも砕く!
・映画ゴジラシリーズの「アンギラス」のモデル!
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