サクッと食感がおいしいヤングコーン!
ダイエットに欠かせないビタミンB群やミネラルが豊富です!
低カロリー・低脂質・低糖質で栄養豊富なんです!
この記事で分かることはこちら!
・ヤングコーンのダイエット効果
・ヤングコーンの美容健康効果
・ヤングコーンを摂るときのポイントと注意点
ずんぐりむっくり体型改善にヤングコーンはダイエットに効果的なのか
ヤングコーンはとうもろこしを未熟の段階で収穫したもののことです。
とうもろこしは1株につき1~2本収穫されますが、
それ以外の実は間引かれてヤングコーンとして収穫されます。
赤ちゃんのコーンとしてベビーコーンと呼ばれることもあります。
未熟だからといって、栄養価を侮ってはいけません。
むしろ低カロリー、低脂質、低糖質なため、
とうもろこしよりもダイエット向きな野菜であるといえます。
100gあたり | 熱量(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 糖質(g) |
ヤングコーン(生) | 29 | 2.3 | 0.2 | 3.3 |
とうもろこし(生) | 89 | 3.6 | 1.7 | 13.8 |
更に、ダイエットに不可欠な
ビタミンB群やミネラルに
アンチエイジング効果のある
ビタミンA、Eも豊富です。
とうもろこしよりもヘルシーに
とうもろこしの豊富な栄養素を摂ることができるのです。
ダイエット中に不足しがちなビタミンやミネラルを多く含んでいるので、
上手に利用しましょう。
他の野菜と比較しても脂質も糖質も低いので、
脂質制限、糖質制限に積極的に取り入れたい野菜です。
野菜 | 糖質量(100gあたり) |
ヤングコーン | 3.3g |
とうもろこし | 13.8g |
ごぼう | 9.7g |
玉ねぎ | 6.9g |
にんじん | 6.5g |
じゃがいも | 16.0g |
キャベツ | 3.4g |
しいたけ | 1.4g |
ロカボダイエットの詳細はこちら↓
1日の糖質摂取量を60g以下に抑える
ケトジェニックダイエットの詳細はこちら↓
脂質制限ダイエットの詳細はこちら↓
しかし、そんなヤングコーンもポイントを抑えなければ
ダイエットに悪影響が出たり、
健康を害する恐れがあります。
上手にヤングコーンを食事に取り込んでいきましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にヤングコーンのダイエット効果
食物繊維のはたらき
ヤングコーンには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が
含まれています
不溶性食物繊維は腸内で水を吸って膨らみ、
腸のぜん動運動を促進し、
お通じを良くするはたらきがあります。
不要物が腸内に留まりにくくなるので、
腸内環境が整います。
水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなって
腸内環境を整えてくれます。
食物繊維で腸内環境が整えば
必要な栄養素を効率よく吸収し、
不要なものは速やかに排泄することができるので、
太りにくい体になります。
また、腸は他の内臓や脳などの神経とも
深くかかわりがありますので、
腸内環境が整うと、全身の基礎代謝が向上することも分かっています。
腸内環境とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
更に食物繊維には糖の吸収を緩やかにして
血糖値の急上昇を抑えるはたらきがあります。
血糖値が上昇すると膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンが血中から筋肉や臓器などにブドウ糖を送り届けているのです。
血糖値を急激に上げると、
インスリンが過剰に分泌されてしまいます。
すると、血糖値が急下降するので、
空腹を感じやすくなります。
また、インスリンの働きにより
脂肪も溜め込みやすい状態になるので、
肥満の原因となります。
血糖値とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
グルタミン酸のはたらき
ヤングコーンには非必須アミノ酸である
グルタミン酸が豊富に含まれています。
グルタミン酸はうま味成分の1つです。
グルタミン酸には
アンモニアを解毒して、尿によって排出する作用があります。
アンモニアが溜まると、細胞内でエネルギーを生み出す役割のある
ミトコンドリアのはたらきが悪くなるので、
エネルギー産生が上手にできなくなり
基礎代謝量が低下します。
基礎代謝量の上げ方の詳細はこちら↓
カリウムのはたらき
むくみは血行不良や老廃物が原因で
余分な水分が溜まることで発生します。
ヤングコーンにはカリウムが豊富に含まれており、
余分な水分を排出する効果がむくみの解消効果を発揮します。
むくみの原因や解消方法の詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にヤングコーンの美容健康効果
食物繊維の効果
ヤングコーンの食物繊維の効果で腸内環境が整えば
不要物の排出機能が上がるので
体の不調の改善や美肌効果にも繋がります。
血糖値の上昇が緩やかになれば糖尿病の予防にも繋がります。
抗酸化作用の効果
ヤングコーンに含まれるβカロテンやビタミンEには
抗酸化作用があります。
体内では活性酸素がウイルスや細菌から身を守る働きをしていますが、
ストレスや生活習慣がもとで活性酸素が増えすぎると、
自分の体さえも酸化させてしまい、老化の原因や免疫力の低下に繋がります。
抗酸化作用は過剰になった活性酸素を低減し、
動脈硬化の改善や美肌などのアンチエイジング効果もあります。
悪玉コレステロール値を下げる効果も期待できます。
グルタミン酸の効果
ヤングコーンに含まれるグルタミン酸には
アンモニアを解毒して、尿によって排出する作用があります。
アンモニアが溜まると、細胞内でエネルギーを生み出す役割のある
ミトコンドリアのはたらきが悪くなり、エネルギー不足で疲れやすくなります。
アンモニアの排出効果は細胞の老化や免疫力の低下を防いでくれます。
ヤングコーンに豊富に含まれるビタミン類
ダイエットに欠かせないビタミンB群が豊富で
βカロテン(ビタミンA)、トコフェロール(ビタミンE)の
抗酸化作用で美容にも良い効果を持っています。
カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの
ミネラルも豊富に含んでいます。
βカロテン、ビタミンB6、葉酸などはとうもろこしよりも
含有量が高いです。
ヤングコーンは美容に良い食べ物と言えます。
ずんぐりむっくり体型改善にヤングコーンを食べるときの注意点・ポイント
食物繊維の摂り過ぎに注意
厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準(2020年版)では、
18〜64歳の食物繊維の1日あたりの目標量は男性が21g以上、女性が18g以上です。
食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分けられます。
不溶性:水溶性=2:1のバランスで摂ると良いとされています、
成人男性なら不溶性14g、水溶性7g
成人女性なら不溶性12g:水溶性6g
の摂取が目標量となります。
100gあたり | 不溶性食物繊維(g) | 水溶性食物繊維(g) |
ヤングコーン(生) | 2.5 | 0.2 |
ヤングコーンは不溶性食物繊維量が豊富です。
腸内環境を整えることで知られる食物繊維ですが、
過剰に摂ると便秘、下痢などの不調を引き起こします。
他の食品とあわせて適量摂取するようにしましょう。
ヤングコーンでベジタブルファースト
食前または一口目にはヤングコーンなどの野菜を食べるようにしましょう。
食物繊維が豊富で低糖質な野菜を一口目に食べることを
「ベジタブルファースト」といいます。
空腹時にいきなり吸収されやすい高糖質品を摂ると、
血糖値の急上昇を招きます。
太りやすくなるだけでなく、
糖尿病などの生活習慣病の原因にもなります。
最初に食物繊維を入れてあげると、
糖質の吸収を緩やかにしてくれる効果があります。
また、咀嚼回数や膨満感で食べすぎを防ぐ効果があるのです。
空腹状態に高GI値食品をいきなり食べてしまうと、
血糖値の急上昇を招きます。
サラダ→汁物→肉・魚→ご飯・パン
の順番で食物繊維の多いものから食べ始めてあげると、
糖質の吸収スピードを緩やかにしてくれます。
調理方法に注意
ヤングコーンに含まれるダイエットに有効な
カリウムやビタミンB群は水溶性ビタミンです。
茹でたり煮たりすると栄養素が流れ出てしまいます。
汁物は汁までいただくのがおすすめです。
蒸しやレンジ調理が
栄養素の流出を抑えることができるのでおすすめです。
アンチエイジング効果のある
βカロテン(ビタミンA)、トコフェロール(ビタミンE)は
脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率が上がります。
しかし、油は脂質・カロリーが増えますので
分量に注意しましょう。
消費カロリー>摂取カロリーにする
どんなダイエット法でも摂取カロリーが多いと成功することはありません。
ヤングコーンを食べるだけで痩せるわけではありません。
現在の食生活にプラスするだけでメリットを受けられますが
ダイエット効果を出すには消費カロリー>摂取カロリーにする必要があります。
暴飲暴食をすることなく、しっかりとカロリーコントロールをしましょう。
カロリーコントロールをした上で、
ヤングコーンを食べればダイエット効果を促進してくれるのです。
PFCバランスをしっかり守る
健康的に減量し、それを維持するのにはPFCバランスの取れた食事が必要です。
栄養不足やカロリー不足となると、筋肉の分解や代謝機能の低下などを招き、
ダイエットは成功しないどころか、太りやすい体に変わってしまいます。
ヤングコーンのみでは栄養素が偏ります。
厚生労働省では生活習慣病の予防・改善を目的とした摂取比率を定めています。
痩せやすい健康的な体作りができる基準となっています。
PFCバランスについての詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にヤングコーンのダイエット効果は?美容健康効果やポイント・注意点まとめ
ヤングコーンのダイエット効果
・腸内環境を整えて瘦せやすくする効果
・基礎代謝量UP効果
・血糖値の上昇を緩やかにする効果
・むくみ解消効果
ヤングコーンの美容健康効果
・デトックス効果
・アンチエイジング効果
・免疫力向上効果
・生活習慣病予防
・疲労防止効果
ヤングコーンを食べるときの注意点・ポイント
・食物繊維の摂り過ぎに注意!
・蒸しやレンチンで栄養素の流出を防ごう!
・ヤングコーンでベジタブルファースト!
ヤングコーンについての参考資料
活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書エネルギー産生栄養素バランス.pdf (mhlw.go.jp)
ビタミンAの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンCの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンEの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」02_各論_1-7_ミネラル_2_cs6_0114.indd (mhlw.go.jp)
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