プリプリとした果肉が爽やかなはっさく!
ビタミンやクエン酸に加え
柑橘特有の豊富なフラボノイドが
ダイエット&アンチエイジングに効果的です!
この記事で分かることはこちら!
・はっさくのダイエット効果
・はっさくの美容健康効果
・はっさくを摂るときのポイントと注意点
ずんぐりむっくり体型改善にはっさくはダイエットに効果的!
八朔(ハッサク)は
ミカン科ミカン属の植物です。
江戸時代に広島県の
恵日山浄土寺の境内で
実生しているのが発見されました。
皮は厚くむきにくいので、
ナイフを使いましょう。
じょうのう(内皮)も食べにくいので
むいて食べるのがおすすめです。
ほのかな苦さと甘酸っぱい
爽やかな風味が特徴です。
果汁は少し少なめです。
クエン酸やビタミンCがとても豊富で
柑橘類特有のフラボノイドが
ダイエットやアンチエイジング
に効果的です。
ジャムやジュースにする場合、
使われている砂糖の量に注意が必要です。
栄養が豊富なので
適量であれば、糖質・脂質制限にも
取り入れたい食材です。
緩い糖質制限である「ロカボ」は
1日の糖質摂取量を
70~130gを目標とします。
ロカボダイエットの詳細はこちら↓
1日の糖質摂取量を60g以下に抑える
ケトジェニックダイエットの詳細はこちら↓
脂質制限ダイエットの詳細はこちら↓
しかし、そんなはっさくも
ポイントを抑えなければ
ダイエットに悪影響が出たり、
健康を害する恐れがあります。
上手にはっさくを食事に
取り込んでいきましょう。
ずんぐりむっくり体型改善にはっさくのダイエット効果
食物繊維のはたらき
はっさくには不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維が
含まれています。
不溶性食物繊維は
腸内で水を吸って膨らみ、
腸のぜん動運動を促進し、
お通じを良くする
はたらきがあります。
不要物が腸内に
留まりにくくなるので、
腸内環境が整います。
水溶性食物繊維は
腸内の善玉菌のエサとなって
腸内環境を整えてくれます。
食物繊維で腸内環境が整えば
必要な栄養素を効率よく吸収し、
不要なものは速やかに排泄する
ことができるので、
太りにくい体になります。
また、腸は他の内臓や
脳などの神経とも
深くかかわりがありますので、
腸内環境が整うと
全身の基礎代謝が向上する
ことも分かっています。
腸内環境とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
基礎代謝量の上げ方の詳細はこちら↓
更に食物繊維には
糖の吸収を緩やかにして
血糖値の急上昇を抑える
はたらきがあります。
血糖値が上昇すると膵臓から
「インスリン」というホルモンが
分泌されます。
インスリンが血中から
筋肉や臓器などにブドウ糖を
送り届けているのです。
血糖値を急激に上げると、
インスリンが過剰に分泌
されてしまいます。
すると、血糖値が急下降するので、
空腹を感じやすくなります。
また、インスリンの働きにより
脂肪も溜め込みやすい状態になるので、
肥満の原因となります。
血糖値とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
エリオシトリンのはたらき
はっさくに含まれる
エリオシトリンはポリフェノール
(フラボノイド)の一種です。
黄色の色素のもととなっています。
エリオシトリンはレモンに
多く含まれるため
「レモンポリフェノール」と
呼ばれることもあります。
柑橘類でもみかんや
オレンジには含まれない成分です。
エリオシトリンは強い抗酸化作用
を持っており、
肝臓や腎臓、血管内での
過酸化脂質の生成を抑制
するため、脂肪を抑える
効果が期待できます。
ナリンギンのはたらき
はっさくに含まれる
ナリンギンは柑橘類によく含まれる
フラボノイドの一種で、
グレープフルーツに多く
含まれることで知られています。
ナリンギンには苦みがあり、
舌や唇を刺激して
ヒリヒリさせることもある
といわれています。
コレステロールの吸収抑制効果で
脂肪を減らすはたらきがあります。
クエン酸のはたらき
人の体には「クエン酸回路」と呼ばれる
エネルギーを産生するための
代謝回路を持っています。
はっさくに豊富に
含まれるクエン酸は
このクエン酸回路を活性化
させてくれます。
クエン酸回路では脂肪酸を酸化させて
エネルギーとして取り出す役目があります。
クエン酸を摂ると、
脂肪がエネルギーとして燃焼されます。
また、代謝回路が活性化するので、
カロリー代謝も上がって
痩せやすい体になります。
シネフィリンのはたらき
はっさくに含まれる
シネフィリンはミカン科に
含まれることの多い
アルカロイドの一種です。
シネフィリンは研究段階の成分ですが
脂肪燃焼させる酵素である
リパーゼを活性化させて
脂肪を燃焼させるといわれています。
カリウムのはたらき
むくみは血行不良や老廃物が原因で
余分な水分が溜まることで発生します。
はっさくにはカリウムが含まれており、
余分な水分を排出する効果が
むくみの解消効果を発揮します。
むくみの原因や解消方法の詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にはっさくの美容健康効果
食物繊維の効果
はっさくの食物繊維の効果で
腸内環境が整えば
不要物の排出機能が上がるので
体の不調の改善や
美肌効果にも繋がります。
血糖値の上昇が緩やかになれば
糖尿病の予防にも繋がります。
クエン酸の効果
はっさくに豊富に含まれるクエン酸は
クエン酸回路を活性化させてくれます。
エネルギーが産生されやすくなるので、
疲れにくい体になります。
エリオシトリンの効果
はっさくに含まれるエリオシトリンの
強い抗酸化作用は
・糖尿病合併症の抑制
・発がん性抑制
・高血圧予防
などに効果があるとされています。
ナリンギンの効果
はっさくに含まれる
ナリンギンには血圧を下げて
血管を整える作用があるため、
動脈硬化を防止してくれる効果があります。
ナリルチンの効果
はっさくに含まれる
ナリルチンは柑橘類の皮に多く含まれる
フラボノイドの一種です。
ナリルチンは花粉症をはじめとした
アレルギー症状を抑制する
効果を持っています。
外部からの刺激により
体内でヒスタミンなどの伝達物質が
放出されることで
アレルギー症状が起こりますが、
ナリルチンはヒスタミンなどの
伝達物質の発生を抑制する効果を持ちます。
シネフィリンの効果
はっさくに含まれる
シネフィリンには
気管支を拡げる作用があるため、
風邪症状に良いとされています。
抗酸化作用の効果(フラボノイド・ビタミン)
はっさくに含まれる
エリオシトリン、
ナリルチン、ナリンギン
などのフラボノイド、
ビタミンA、C、Eなどのビタミン類には
強い抗酸化作用があります。
体内では活性酸素がウイルスや
細菌から身を守る働きをしていますが、
ストレスや生活習慣がもとで
活性酸素が増えすぎると、
自分の体さえも酸化させてしまい、
老化の原因や
免疫力の低下に繋がります。
抗酸化作用は過剰になった
活性酸素を低減し、
動脈硬化の改善や美肌などの
アンチエイジング効果もあります。
悪玉コレステロール値を下げる
効果も期待できます
はっさくに豊富に含まれるビタミン類
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど
抗酸化作用の強いビタミンが豊富です。
ビタミンB1、B6、
葉酸、パントテン酸を中心に
ダイエットに重要なビタミンB群を
豊富に含んでいます。
他にもミネラルを豊富に含み、
その中でもカリウム、鉄
を豊富に含んでいます。
ずんぐりむっくり体型改善にはっさくを食べるときの注意点・ポイント
薬と一緒にはっさくを食べない
グレープフルーツにも多く含まれる
ナリンギンは薬の副作用を
引き起こす恐れがあります。
高血圧の薬と一緒に摂ると
血圧が下がりすぎて、
心拍数が上がってしまう
副作用が起こることが
確認されています。
はっさくを食べるときは
医師と相談の上、
他の薬にも気を付けるようにしましょう。
ベジタブルファーストをしてからはっさくを摂る
ダイエット効果のある
はっさくではありますが
はっさくを摂る前に
葉物野菜など
血糖値の上がりにくい野菜を
食前または一口目に
食べるのがおすすめです。
食物繊維が豊富で
低糖質な野菜を一口目に食べることを
「ベジタブルファースト」といいます。
食物繊維が豊富で
低糖質な野菜を一口目に食べることを
「ベジタブルファースト」といいます。
空腹時にいきなり
吸収されやすい高糖質品を摂ると、
血糖値の急上昇を招きます。
太りやすくなるだけでなく、
糖尿病などの生活習慣病の
原因にもなります。
最初に食物繊維を入れてあげると、
糖質の吸収を緩やかに
してくれる効果があります。
また、咀嚼回数や膨満感で
食べすぎを防ぐ効果があるのです。
砂糖の含まれた
ジュースやジャムなど
空腹状態に高GI値食品を
いきなり食べてしまうと、
血糖値の急上昇を招きます。
サラダ→汁物→肉・魚→ご飯・パン
の順番で食物繊維の多いものから
食べ始めてあげると、
糖質の吸収スピードを
緩やかにしてくれます。
はっさくのダイエット成分は水に流れやすい
はっさくに含まれる
ダイエットに有効な
カリウムやビタミンB群は
水溶性ビタミンです。
水につけておくと
流れ出やすい性質を持ちます。
生で食べるのがおすすめです。
皮に食物繊維やフラボノイドを
豊富に含んでいます。
生のままでは固くて
皮は食べられません。
薄く切ってジャムやピールにすると
皮の栄養まで摂ることができます。
朝か昼にたべるのがおすすめ
はっさくは果物に多く含まれる
果糖を多く含んでいます。
果糖は血糖値の上昇を緩やかに
抑えることができます。
血糖値の面から言えば
太りにくい性質を持っています。
しかし、
「肝グリコーゲンや中性脂肪に変わりやすい」
という性質も
あわせもっています。
つまり、必要以上に摂った
果糖が脂肪に変わりやすい
ということです。
エネルギー消費の多くなる朝か昼であれば、
脂肪に変換されるリスクを
抑えることができるので、
朝食、昼食、おやつで
食べるのがおすすめです。
果糖とダイエットの関係性の詳細はこちら↓
消費カロリー>摂取カロリーにする
どんなダイエット法でも
摂取カロリーが多いと
成功することはありません。
はっさくを食べるだけで
痩せるわけではありません。
現在の食生活にプラスするだけで
メリットを受けられますが
ダイエット効果を出すには
消費カロリー>摂取カロリー
にする必要があります。
暴飲暴食をすることなく、
カロリーコントロールをした上で、
はっさくを食べれば
ダイエット効果を促進してくれるのです。
PFCバランスをしっかり守る
健康的に減量し、
それを維持するのには
PFCバランスの取れた食事が必要です。
栄養不足やカロリー不足となると、
筋肉の分解や代謝機能の低下などを招き、
ダイエットは成功しないどころか、
太りやすい体に変わってしまいます。
はっさくのみでは栄養が偏ります。
厚生労働省では生活習慣病の予防、
改善を目的とした摂取比率を定めています。
痩せやすい健康的な体作りが
できる基準となっています。
PFCバランスについての詳細はこちら↓
ずんぐりむっくり体型改善にはっさくのダイエット効果効能は?美容健康効果やポイント・注意点まとめ
はっさくのダイエット効果
・基礎代謝量UP効果
・血糖値の上昇を緩やかにする効果
・脂肪の吸収を抑える効果
・脂肪燃焼効果
はっさくの美容健康効果
・アンチエイジング効果
・免疫力向上効果
・生活習慣病予防
・疲労防止効果
・アレルギー症状抑制効果
・発がん抑制効果
・気管支を拡げる効果
はっさくを食べるときの注意点・ポイント
・はっさくを薬と食べない!
・ダイエット効果が水に流れやすい!
・ジャムやピールにして皮まで食べるのがおすすめ!
・ベジタブルファーストしてからはっさくを食べる!
・果糖が多いので、朝か昼に食べると脂肪になりにくい!
はっさくについての参考資料
カンキツ果実の機能性成分の検索と その有効利用に関する研究kinki_05_2.pdf (naro.go.jp)
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
血糖値 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書エネルギー産生栄養素バランス.pdf (mhlw.go.jp)
ヘスペリジン | 成分情報 | わかさの秘密 (wakasa.jp)
ナリンギン | 成分情報 | わかさの秘密 (wakasa.jp)
ビタミンAの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンCの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ビタミンEの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」02_各論_1-7_ミネラル_2_cs6_0114.indd (mhlw.go.jp)
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