3本の角と大きなえり飾りが特徴的なトリケラトプス！
とても人気な恐竜で、草食恐竜の王者と呼ばれています！
気になるところに目次から飛んでください！↓
ずんぐりむっくりな恐竜トリケラトプスの体格の特徴
ずんぐりむっくりしたサイのような恐竜 トリケラトプス
体長9ｍ、体重は最大12トンにもなる4足歩行の恐竜です。
トリケラトプスはギリシャ語で
「3つの角がある顔（トリ＝３、ケラトス＝角のある、オプス＝顔）」
という意味の通り、
目の上に長い角が2本、
鼻の上には短い角が1本の
計3本の角を持っている角竜の仲間です。
頭骨の「フリル」と呼ばれるえり飾りもあわせて大きな頭が特徴的ですね。
大きな体を支えるために太い4本の足がついており
サイのようにずんぐりむっくりとしています。
成長すると角が伸びる
トリケラトプスの3本の角は円錐形で、先はとがっています。
生まれたばかりばかりは短くまっすぐに生えています。
成長すると、後ろにそり曲がっていきます。
さらに成長が進むと前方にまっすぐ伸びていき、反りが浅くなっていきます。
長いもので1.8mに達します。
鼻の上の角は目の上の2本と比べると短く柔らかいのが特徴です。
鼻の上の角は装飾としての意味合いが強かったようです、
角の長さと形でトリケラトプスの若さをある程度判断することができます。
この長い角は主にライバルとの闘争や、
捕食者であるティラノサウルスなどを
撃退するのに利用されていたといいます。
実際にトリケラトプスの角によって
穴のあいているティラノサウルスの化石も見つかっています。
大きなフリルの使い方
大きなフリルも角と同様に成長に合わせて後方に伸びていきます。
大きなもので幅が1m以上にまで広がります。
この大きく頑丈なフリルは
・身を守る盾
・異性へのアピール
・体温の調整
など、様々な用途で使用されていたと言われています。
頭がとても重たい
トリケラトプスの大きな角やフリルがついているせいで、
頭が非常に重く、上を向くこともできないほどでした。
重心も前に寄っていたのが、
前足、後足の構造からも明らかになっています。
くちばしのように口がとがっている
口がくちばしにように尖っています。
口の中には平たい歯がそろっており、
物をすりつぶすのに適しています。
咀嚼力はかなり強いと考えられています。
ずんぐりむっくりな恐竜トリケラトプスの生態
ずんぐりむっくりな恐竜 トリケラトプスの生息年代
中生代白亜紀後期(～6,600万年前）
同時期に天敵となるティラノサウルスなど大型の恐竜が数多く繁栄していました。
ずんぐりむっくりな恐竜 トリケラトプスの生息地域
北アメリカ大陸を中心に生息していました。
ずんぐりむっくりな恐竜 トリケラトプスの食性
草食恐竜です。
くちばしのような口でついばんだあと、
平たい歯ですりつぶして消化を助けていました。
あごの筋肉が発達しており、
硬い植物の茎や葉や実を効率的に噛み砕くことができたので
大きな体を維持できたといいます。
草食恐竜の中で最大クラスの体格を持っていて、
最強のティラノサウルスとの対決イメージが有名です。
ずんぐりむっくりな恐竜トリケラトプスは群れで行動して身を守っていた！
草食恐竜最大の体格や立派な角をもっていても、
肉食恐竜から身を守るために群れで行動していたとされています。
自分や弱い子どもを守るためにお互い助け合って生活していたのです。
そんな知恵も合わさって草食恐竜の王者といわれるまでに繁栄できたのですね！
ずんぐりむっくりな恐竜トリケラトプスまとめ
・トリケラトプスはずんぐりむっくりとした角竜の仲間！
・トリケラトプスはギリシャ語で「3つの角がある顔（トリ＝３、ケラトス＝角のある、オプス＝顔）」という意味！
・草食で発達したあごで、硬い植物の茎や葉や実を効率的に噛み砕く！
・草食恐竜の王者と呼ばれ、最強ティラノサウルスのライバル！
・大きな体格や角を持っていても、群れで行動してお互い助け合って身を守っていた！
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